Interview 02

“助けてください”の声に応える施設
家族が語る一燈園の魅力

中越 英子さま 入居者:正弘さまの奥様

一燈園に入居されることになったきっかけを教えていただけますか?

以前、日出町にあるデイケアを10年近く利用していました。ただ、母が生前に一燈園さんを利用しており、非常によくしていただいたので、主人もお願いしたいといつも思っていました。ですが、住まいが杵築市なので送迎が大変になりますし、市役所に相談したこともありますが「難しい」と言われて諦めていたんです。

その後、デイケアの母体施設に入所しておりましたが、そこで骨折をしてしまったんです。入院した病院では、2か月ほどまともにご飯が食べられず瘦せ細ってしまったのですが、病院からは、「継続入院はできない。」と言われました。

退院後はまた同じ施設に戻れると思っていましたが、施設からも「もうお引き受けはできません。」と言われてしまいました。
そこで私は「一燈園しかない」と思い立ってご連絡し「助けてください」と伝えたところ「すぐに来てください。老健に入りましょう」と温かいお言葉をいただき、本当に助かりました。お陰様で主人は体力を回復し、老健を退所することができました。

ところが、その後自宅で大腿骨を骨折し、再び入院することに。コロナの時期だったので、面会はタブレット越しのみ。病院では、寝たきりの主人を直接見ることができずとても心配でした。
転院もしましたが、最終的には「やはり一燈園さんにお願いしたい」とご連絡し、石垣の施設に入所させていただきました。それから2年半ほどお世話になっています。

安心してお任せいただけると信頼してくださっていたとのことですが、入所されてお気づきのことはありますか?

職員さんの対応がとても温かいことに感動しました。玄関に入った瞬間からいつも感じます。必ず立ち止まって、こちらを見て笑顔で挨拶してくださるので、私もそれを見習ってご挨拶させていただいています。

主人は、私が面会に行っている時でも、職員さんが通りかかると手招きして部屋に呼ぶんです。すると、職員さんは「どうされましたか?」と優しく声をかけて部屋に入ってきて、主人の話に付き合ってくださいます。
そして、私に「今日はこんなことをしましたよ」と報告してくださるんです。
「奥さん、今日も来てくださってありがとうございます」と感謝の言葉をいただくことも。
こちらこそ、主人に良くしていただいているので、感謝の気持ちでいっぱいです。

一燈園をご利用になって良かったと感じる一番のポイントはどこでしょうか?

主人は骨折で入院した際に、嚥下が悪くなり胃ろうになってしまいました。
「もう何も食べられない。食べる楽しみがなくなってしまった」と話す姿を見て、とても可哀想に思いました。
でも、一燈園の職員さんは「好きなものなら何でも持ってきて食べさせてあげてくださいね」って言ってくれるんです。
主人は果物が好きなので、小さく刻んで持ってくると「美味しい」と言いながら食べてくれるのは嬉しいですね。

今日も「お誕生日の方がいたので、お祝いで作ったゼリーを召し上がりましたよ」「奥さんが作ったものを食べさせてあげてください」と声をかけていただきました。胃ろうしながらでも、口から食べてもらえるのは何より嬉しいです。

今、施設を探している方や施設入居を検討している方に向けて一言お願いします。

一燈園さんの一番の魅力は、職員さんの優しさと笑顔です。
いつでも優しく接してくださるので、安心して主人を預けることができます。

主人は寝ている時間が長く、トイレに間に合わないこともありますが、職員さんは「大丈夫ですよ。ここはプロに任せてください!奥さんは外で待っていてくださいね」と、優しく対応してくださいます。
以前、母がお世話になった時もそうでした。「今からさわやかタイムに入るので、お部屋から出ていただけますか?」と、笑顔で声をかけてくださいました。
職員さんのプロ意識の高さ、そして常に笑顔で対応してくださる姿に、心から感謝しています。

インタビュー