防災への取り組み

防災への基本姿勢

私たち一燈園では、ご利用者さまや職員の安全と安心を第一に考え、災害時でも普段と変わらぬ穏やかな暮らしを継続できるよう、様々な防災対策を講じています。
緊急時の水や電力の確保、施設間の連携、実践的な防災訓練など、あらゆる事態に備え、安心して過ごせる環境づくりに努めています。

緊急時のための水の確保

井戸水の利用

緊急時、災害時の水の確保に力を入れています。
各所に設置された井戸水をポンプで汲み上げ、飲み水として利用できるように常備しています。

また、専用タンクを積載した簡易給水車も配備しており、
被災した施設へいち早く給水できる体制を取っています。
これにより、緊急時でも安心して生活を続けられる環境を整えています。

停電時でも安心の電力供給体制

各施設には大型発電機や簡易発電機を常備しています。
停電時には発電機により電力を供給し、ご利用者さまが安心して過ごせるようサポートいたします。電力が途絶えた際にも、安全で快適な生活を続けることができる環境を提供します。

複数の施設で支え合う連携システム

同じ地域内に複数の拠点を持ち、どこか一つの施設が被災した場合でも、他の施設でご利用者さまの受け入れが可能です。

熊本・大分地震の際には、被災した施設のご利用者さまに対し、別の施設に段ボールを利用した簡易の居住環境を整備し支援いたしました。

このように、どの施設が被災しても、
法人全体で支え合う体制を整えています。

地域の皆さまを守る福祉避難所

一燈園の施設は、福祉避難所として地域の防災拠点にも指定されています。ご利用者さまだけでなく、地域住民の皆さまの安全も守る役割を果たしています。

地域の皆さまが安心して避難できる場所として、常に準備を整えています。

実践的な訓練で、もしもに備える

一燈園では、ご利用者さまと職員の安全を守るため、定期的な防災訓練を実施しています。基本的な避難訓練だけでなく、当法人が所有する給水車を使った訓練など、実践的な内容にも力を入れています。

もしもの時に備え、職員一人ひとりが状況に応じた適切な対応を身につけられるよう、様々なシチュエーションを想定した訓練を繰り返し行っています。

ITを活用した迅速・確実な情報共有体制

災害発生時における迅速かつ確実な情報共有を重視し、
IT技術を積極的に活用しています。

緊急時には、アプリなどを用いて、ご利用者さまやご家族さまへ状況を素早くお知らせするとともに、職員間の連携もスムーズに行える体制を整えています。
また、日頃から情報共有ツールを活用することで、有事の際にも落ち着いて対応できるよう努めています。

「もしも」に備え、今日も、明日も

私たちは、
皆さまが安心して生活できる環境を提供するために、
これからも防災への取り組みを進めてまいります。
共に支え合い、安心できる未来を築いていきます。